今日、3月10日の中日対西武の試合で西武が14点をとり、14対2で圧勝。3回表に打者一巡の猛攻で7点を奪いました。
僕はここでふとあることを疑問に思いました。1人で一回に3度打席に立ち、3打席ともアウトでスリーアウトを取られたことはあるのだろうかと。
調べてみたところ、1人でスリーアウトを取られた記録は無いとのこと。しかし、ある面白い記録を目にしました。現在ヤクルトスワローズで二軍打撃コーチを務める大松尚逸選手が、千葉ロッテマリーンズに在籍していた2009年6月11日、一回で3打席に立つと言う史上初の記録を残したと言うのです。
初めにこのことを知った時、頭の中に?が浮かびました。一回に3打席ということは、打者は最低でも19人。走者3人が残塁としても、13点を一回で取ったという計算になります。
今日の打者一巡で一回に一挙7点というのも恐ろしい(筆者は鷹党)ことですが、この時のロッテは打者二巡しているということになります。
この試合についても調べてみました。
2009年6月11日、交流戦の最中ですね。千葉ロッテマリーンズ対広島カープの試合。結果は23対2でロッテの圧勝です!
ロッテのスタメンの打順は、早坂、福浦、大松、井口、橋本、サブロー、里崎、竹原、今江。先発は清水直行選手でした。
事件が起こったのは、6回裏、ロッテの攻撃。午後8時1分からカープは守備につきました。
ここから打者20人による攻撃が始まります。
ここから、8時49分まで48分も攻撃は続きます。早い試合展開ですと、1時間弱で4回まで終わったりするので、この一回の攻撃の長さは驚きですよね!
2番福浦から攻撃は始まり、レフト前へのヒット。続く大松は内野フライ。井口の左中間へのヒット‥と攻撃は続いていきます。最終的に三巡目の2人目の大松がスリーアウト目を取られ、3打席に立ったことになりました。これが唯一の記録、一回に1人で3打席です。
最初の打者の福浦選手は代走を出された為、この記録を達成することはできませんでした。
この回の攻撃で記録された日本記録は6個。1イニングに3打席、打者二巡、打者20人、15得点、15安打、14連続得点。凄すぎですね‥
チーム打率は2割5分からこの試合だけで7厘も上がることになります。
結局この年のロッテは5位という成績に終わります。(優勝は日本ハム)
この試合での点数をうまく分配できたらどれくらい順位が上がったでしょうかね笑